ロンドン ワーホリ起業家ブログ

イギリス(ロンドン)での生活に必要な情報を共有します。

新たな挑戦 in Paris

私にとっての1週間は、1ヶ月くらいの感覚です。
今週も、日本語指導の傍ら、複数の新規案件相談があり、色んな新しい情報が脳内に散らばっているので、まだ1週間前なのか、という感じですが、祖父の訃報から1週間が経ちました。覚悟できていたとはいえ、思い出も多かったので、これまた難題が降ってきたなという感じでしたが、周りの方のおかげで切り抜けることができました。いつ相手が死んでも悔いのないように、コミュニケーションを取ること、いつ自分が死んでも悔いのないように挑戦し続けようと思わせてくれた祖父に感謝したいです。

 

さて、今日は、新たな挑戦について書こうと思います。

 

実は、パリにあるBtoB向けEC企業のメンバーになりました。

https://le-marche.jp/shop/


ちょうど、去年の9月頃、ロンドンの会社を立ち上げ、教室を借りて間も無く、精神的にも経済的にもどん底だった頃に、ランダムに営業メールを送っていたらしく。

私からのメールをずっと気にして、タイミングを見て連絡しようと思っていてくれたらしいです。とても嬉しいですね。
先月末に連絡をいただき、相談という形でお話したのですが、ぜひご一緒にということになりました。

 

ビジネスとしては、日本の商品をEU圏内で販売ができるサービスです。
EU内ではかなり面倒な配送サービスも代行しますので、とても気軽に海外展開が可能となります。
また、パリの店舗でも取り扱いが可能です。
円安の時代に、海外展開を考えている小売業者様にはぜひ、テスト販売をしていただければと思っています。

私は色んな事業を展開していますが、現地の方に向けて、日本のサービスを展開するのが基本的な軸なので、これまでにやりたかったことの1つが実現できそうで、嬉しく思っています。

現状、既にサービスは開始しており、顧客もいる状態ですが、ベータ版ですので、開発とマーケティング、CS、そして今後展開予定のショールーム用に資金調達を実施します。これからまた、ピッチ三昧の日常になりますが、頑張ります。
メンバーは全員、パリ・イギリス在住の日本人です。
VC・エンジェルの方、ヨーロッパのサービスに関心がある方、日本文化の拡大サポートに関心がある方、是非是非ご連絡を頂けますと幸いです!

adigitalworks@gmail.com

 

今年に入ってから、語学学校も自分が思い描いていたコミュニティとして機能しており、ロンドンでやりたかったことが、少しずつ形になってきたな、と感じています。

自分の活動をサポートしてくれるすべての方に感謝しながら、もっと色んなことに挑戦したいなと思っていますので、引き続き、お気軽にご連絡いただけますと幸いです!

新たな挑戦 in Paris

私にとっての1週間は、1ヶ月くらいの感覚です。
今週も、日本語指導の傍ら、複数の新規案件相談があり、色んな新しい情報が脳内に散らばっているので、まだ1週間前なのか、という感じですが、祖父の訃報から1週間が経ちました。
覚悟できていたとはいえ、思い出も多かったので、これまた難題が降ってきたなという感じでしたが、周りの方のおかげで切り抜けることができました。いつ相手が死んでも悔いのないように、コミュニケーションを取ること、いつ自分が死んでも悔いのないように挑戦し続けようと思わせてくれた祖父に感謝したいです。

 

さて、今日は、新たな挑戦について書こうと思います。

 

実は、パリにあるBtoB向けEC企業のメンバーになりました。

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ちょうど、去年の9月頃、今の会社を立ち上げ、教室を借りて間も無く、精神的にも経済的にもどん底だった頃に、ランダムに営業メールを送っていたらしく。

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先月末に連絡をいただき、相談という形でお話したのですが、ぜひご一緒にということになりました。

 

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EU内ではかなり面倒な配送サービスも代行しますので、とても気軽に海外展開が可能となります。
また、パリの店舗でも取り扱いが可能です。
円安の時代に、海外展開を考えている小売業者様にはぜひ、テスト販売をしていただければと思っています。

私は色んな事業を展開していますが、現地の方に向けて、日本のサービスを展開するのが基本的な軸なので、これまでにやりたかったことの1つが実現できそうで、嬉しく思っています。

現状、既にサービスは開始しており、顧客もいる状態ですが、ベータ版ですので、開発とマーケティング、CS、そして今後展開予定のショールーム用に資金調達を実施します。これからまた、ピッチ三昧の日常になりますが、頑張ります。
メンバーは全員、パリ・イギリス在住の日本人です。
VC・エンジェルの方、ヨーロッパのサービスに関心がある方、日本文化の拡大サポートに関心がある方、是非是非ご連絡を頂けますと幸いです!

adigitalworks@gmail.com

 

今年に入ってから、語学学校も自分が思い描いていたコミュニティとして機能しており、ロンドンでやりたかったことが、少しずつ形になってきたな、と感じています。

自分の活動をサポートしてくれるすべての方に感謝しながら、もっと色んなことに挑戦したいなと思っていますので、引き続き、お気軽にご連絡いただけますと幸いです!

新たな挑戦 in Paris

私にとっての1週間は、1ヶ月くらいの感覚で。
今週も、日本語指導の傍ら、複数の新規案件相談があり、パーティをし、色んな新しい情報が脳内に散らばっているので、まだ1週間前なのか、という感じですが、祖父の訃報から1週間が経ちました。
覚悟できていたとはいえ、思い出も多かったので、これまた難題が降ってきたなという感じでしたが、周りの方のおかげで、思っていたよりあっさり切り抜けることができました。いつ相手が死んでも悔いのないように、コミュニケーションを取ること、いつ死んでも悔いのないように挑戦し続けようと思わせてくれた祖父に感謝したいです。

 

さて、今日は、新たな挑戦について書こうと思います。

 

実は、パリにあるBtoB向けEC企業のメンバーになりました。

https://le-marche.jp/shop/


ちょうど、去年の9月頃、今の会社を立ち上げ、教室を借りて間も無く、精神的にも経済的にもどん底だった頃に、ランダムに営業メールを送っていたらしく。

私からのメールをずっと気にして、タイミングを見て連絡しようと思っていてくれたらしいです。とても嬉しいですね。
先月末に連絡をいただき、相談という形でお話したのですが、ぜひご一緒にということになりました。

 

ビジネスとしては、日本の商品をEU圏内で販売ができるサービスです。
EU内ではかなり面倒な配送サービスも代行しますので、とても気軽に海外展開が可能となります。
また、パリの店舗でも取り扱いが可能です。
円安の時代に、海外展開を考えている小売業者様にはぜひ、テスト販売をしていただければと思っています。

私は色んな事業を展開していますが、現地の方に向けて、日本のサービスを展開するのが基本的な軸なので、これまでにやりたかったことの1つが実現できそうで、嬉しく思っています。

現状、既にサービスは開始しており、顧客もいる状態ですが、ベータ版ですので、開発とマーケティング、CS、そして今後展開予定のショールーム用に資金調達を実施します。これからまた、ピッチ三昧の日常になりますが、頑張ります。
メンバーは全員、パリ・イギリス在住の日本人です。
VC・エンジェルの方、ヨーロッパのサービスに関心がある方、日本文化の拡大サポートに関心がある方、是非是非ご連絡を頂けますと幸いです!

adigitalworks@gmail.com

 

今年に入ってから、語学学校も自分が思い描いていたコミュニティとして機能しており、ロンドンでやりたかったことが、少しずつ形になってきたな、と感じています。

自分の活動をサポートしてくれるすべての方に感謝しながら、もっと色んなことに挑戦したいなと思っていますので、引き続き、お気軽にご連絡いただけますと幸いです!

どの国に住むべきかを決める方法

先月はリスボンでの通訳・アテンドの仕事をしました。
初めての試みでどうなるかと思いましたが、アテンドさせていただいた方々が本当に刺激的で楽しい方々で、こんなに楽しい仕事があっていいのか?というほど、遊んで、話して、素晴らしい時間を過ごすことができました。

ダンスの影響か、昔から、よく映像関係の方とご一緒させていただくことが多く、今回もまたヨーロッパで映像関係のお仕事ができ、本当に光栄でした。
毎月、ミュージカルを10本ほど見ているもので、今後、ロンドンで舞台に関わる仕事もしたいなあと思っています。

そしてこちらは紹介です。
今月のZONE PRESSというロンドンの情報誌に掲載いただきました。
ZONE PRESS - Promoting Japanese Culture in the UK

らいすわいんなど、ロンドンにある日系のショップで無料で配布されています。
ぜひ、お手に取ってみてください!

 

 

そして、

この記事を書いてる途中でミュージカルを観に行ったのですが、開演5分前に祖父が亡くなったと連絡を受け、難しい気持ちでミュージカルを観るという経験をしました。
在外の状態でこうなることは覚悟していましたし、高齢ですし、年末の一時帰国で祖父と話すことができたので、悔いはないですが、いざ現実になると、色々考えるものがありますね。
と言っても、何をしても故人は帰ってこないので楽しく生きていくしかないわけで、変わらず授業を行っていますが、仮病で祖父母が亡くなったという人がよく居るけど、実際には1時間も休めないんだなあと思いましたね笑
どんな時でも休めないのが自営業ですし、さらに20万円の飛行機と片道15時間を考えると、難しいですが、来週、日程が許せば、日帰りで日本に帰るかもしれません。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、
今日は海外移住でどこの国に住むか、ということについて書こうと思います。

海外と言っても、196カ国。さらにその中でも各都市があり、選択肢は山のようにあります。円安が叫ばれる中で、海外のどこに住むかは難しいかつ、大事な選択ですよね。

意味もなく海外移住をする人はいないのでしょうが、候補がある中で迷っている方の参考になればと思って、書いてみます。

 

なお、ビザが最重要ということは言語道断かと思います。
事実、私がイギリスに来た理由はビザです。ビザがないことには何もできないですから、これは大前提ということで、ビザがある/とれる前提で書くことにします。

 

・何をするか、どこでするか、よりも、どんな人と時間を共有したいか。

まあこの価値観自体が人それぞれなのかもしれませんが、私は色んな国に住んでみた結果、

大事なのって周りの人なんじゃないの・・・

って思います。
人間、周りの人で生活や思考は変わりますし、人との相性があると思います。
文化や宗教、人間性も、住むエリアで大きく異なります。
例えば、日本の中でも東京にいる人と、大阪にいる人って全然違いますよね。
東京の中でも住むエリアで人は変わります。
自分がマイノリティであることが心地いいかどうか、という基準もありますから、周りにどんな人がいるかで、生活や暮らしは大きく変わると思うのです。
例えば、私は、自分自身がとてつもなく怠惰な人間なので、刺激的な人に囲まれている方が、生産性が上がって、自己肯定感が上がるのと、
とにかく面白い人と関わることと、お金の匂いがする場所が好きなので、都会の方が好きで、いつも都会の真ん中に住んでいます。
事実、ロンドンに住んでいると、色んな世界の、一流の方々にお会いすることができるので、とても楽しいなと思います。
まずは数日でもその国・地域を訪れてみて、そこの人と関わったり、友達を作ったりして、好きな国民性や文化を知るのがいいのかなと思います。

 

・自分の幸せの基準について明確にする

これができたら誰も困らないよ・・・って方もいると思いますが…

かくいう自分も、色んな国で色んな人と生活を共にし、貧乏も小金持ちも経験し、
基本的に週数時間しか働かない生活を10年近く経験しており、
さらに一時は労働を辞めて、勉強に打ち込んだり、ダンスだけやってみたり、
色んなことを経験した上でやっと自分の幸福に辿り着いたので、毎日仕事をしている人がこの幸福を見つけるのって相当難しいだろうなと思います。

でも、私の場合は、

・自由
・ダンスレッスンに行けること
・家族が健康であること

です。

こんな単純な結論に至るのに長い時間を要しましたが、これを満たせば幸せなので、どこでもいいということが分かりました。

 

では自由って具体的に何?って感じだと思いますが、これは主に仕事面。

勤務場所と勤務時間、服装が自由であることは超重要です。
朝起きて、好きな服を着て、好きなカフェに行って、作業を開始する。
これが私をハッピーにするのでお金がなくても幸せです。
これは自営業であれば基本的には解決します。
ダンスは、有名なダンサーさんはやはり都会に多いので、都会になります。
平日昼間に好きなレッスンに行けるのも自営業の特権ですね。

家族の健康に関しては、ヨーロッパは正直厳しいのですが、一旦は、直行便がある国で、すぐに日本に帰国ができる時間とお金があればいいと思っています。
つまり、都会であれば、割とどこでもいいな、と思っています。

例えば、食べるのが好きな人はおそらく食事が美味しい国や、外食が安い国の方がいいのでしょう。
日本食にこだわりがある人は、日本食にアクセスしやすい、アジア圏やアメリカの西海岸などの方がいいかもしれません。
一方で、旅行が好きな方であれば、ヨーロッパの方がいいのかなと思ったりします。
天気も気にする人は気にするでしょうね。

このように、自分の中で絶対に譲れないことと、許せないことを絞り出すと、行き先が決めやすいと思います。

そしてその基準を知るためにも、色んなところへ行って、色んな人と会い、色んな仕事をして、色んな価値観に触れることが大事だと思います。


もちろん、物事を続けないことに対して、色んな意見があることはよく分かっています。
でも、結局、なんでもやってみないと分からないと思うので、
やってみて好きじゃなかったらやめるっていうのでいいんじゃないかなと思っています。
住んでみて好きだったら定住すればいい。
海外移住の場合はビザや転居が付随するので、多額の費用が動いたりしますが、例えばまずはエアビーで半年間住んでみるとか、学生ビザで留学してみるとか、いろんなやり方があるかなと思います。

いやいや、そもそもそんなやり方、お金があるからできるんだよ、とか、自営業だからできるんだよ、という意見もあるかと思いますが、
正直、私は驚くほどお金がないです。(ミュージカルとダンスに課金しすぎというツッコミはご遠慮ください。
自営業もとりあえず回っている程度で、風が吹けば倒れそうな会社を細々運営しています。
でも、お金はいくらでもやり方がありますし、自営業もやってみれば案外できたりもしますから、
本当に自由に好きなことをやってみたければやってみればいいと思います。

 


・インフラ設備(ネット環境、公共交通機関、医療、教育、治安)の充実度

きっと今はよくなっているとおもいますが、昔、ハノイにいた時にインターネット問題が深刻だった経験があり、仕事柄インターネットが安定してるかは大事だなと思いました。
LAに住んでいた頃は、基本的に車がないと移動が難しかったので、これも人によっては大変だと思います。(私は車が好きなので、むしろ寂しいですが
医療も国ごとに日本とは仕組みが大きく異なるので、持病がある方などは難しいかもしれません。
後は、家族構成次第ですが、子供がいれば、教育や治安も大事だと思います。
と、これらも優先順位次第ではありますが、旅行ではなく暮らしになるわけですから、最低限のインフラ設備は一通り確認した方がいいかなと思います。
ただ、医療や教育はビザがないと分からないので、現地の人に聞く必要があるかと思います。

私は現地に行って、タクシーに乗った時に、タクシーの運転手さんに聞いたりしています。タクシーの運転手さんは移民の方が多いので、割と有益な情報を教えてくれます。

 

 

法人税

最後に。
こちらは経営者のみですが、私は法人税率を必ず見るようにしています。
まあ気にするほど売上はないので気にする必要もないのですが、
法人税が安いところは経営者に優しいのでは?という推測で、参考程度に見るようにしています。例えば、フランスやオーストラリアは物価は高いものの30%前後ですから、法人税も高いです。イギリスは19%と日本より安いですし、0%の諸島もありますから、起業しやすいと思います。

 

 

以上、海外移住を踏まえて検討すべきポイントでした。

この記事を書いてる間に身内の不幸があったのも何かあるのでは、と思ったのですが、スピリチュアル系は肌に合わないので、これくらいにしておきます。

では。

Nihon GO! Londonのビジネス展開と新たな挑戦

毎日ダンスばかりしていたら3月半ばになってしまいました。
3月はアクティブで、先週はオランダから仕事を、来週は通訳の仕事でまたリスボンへ行きます。
こうして、いろんな国で仕事ができるのはヨーロッパ圏のメリットですね。

 

日本語学校はおかげさまで今月も好調です。
新規の生徒が増えることはもちろん、かつて教えていた生徒が問い合わせしてくれることがとても嬉しいです。 ビザの期限が残り8ヶ月になってしまい、もっと早くここに辿りつけていたらと後悔しかないのですが、嘆いても仕方がないので、残りの期間でできることをやっていこうと思っています。

 

今日は残りの8ヶ月でやりたいと思っていることを書きます。

 

1,語学学校外の事業とのコラボレーション

現在の生徒数は計20名ほどですが、自分が一番やりたかった、良質なコミュニティの生成が出来上がったことを心から誇りに思っています。

数ヶ月に一度のミートアップで、生徒同士がいろんな関わり方をしているのを見るのがとても嬉しいです。
弊社の生徒はとても面白い生徒が多く、ロンドンでも各分野で活躍している生徒や、頻繁に日本を訪れては長期滞在をしている生徒が多いので、今後、このコミュニティをロンドンもしくは日本の企業と繋げていきたいなと思っています。

例えば、日本の文化体験をしながら学習ができればいいなと思うので、ロンドン内で日本文化体験ができる場所があればいいなと思ったり。

あとは、もっとお手軽なもので言うと、授業内で、オリジナルスライドを大量に使うのですが、例文の中の店名と写真にいつも困るので、スライドの中で、店名を使い、スポンサーフィーをもらうのも面白いかなと思っています。

生徒からよく、おすすめの日本食レストランを聞かれるので、ロンドンでも日本でもいい宣伝になるのでは?と思ったりしています。
リーチ数が少ないですが、ロイヤリティは高いはずなので、月額£100くらいでお試ししたい企業様いれば、ぜひ。その他、アイデアも募集中です。

 

2,買収企業・継承者の募集

ビザが切れた後の事業の対応に本当に頭を悩ませています。

自分がロンドンに居られなくなることは覚悟できているのですが、

せっかく場所を借りて、資料を作って生徒を集めましたし、生徒を野放しにするわけにもいかないので、この事業をロンドンで継承してくださる企業様や人もそろそろ探そうかなと思っています。
とはいえ、極小企業ですし、現在は属人的なサービスを提供しており、システムにブランド力があるわけではないので、どちらかというと、買い取って立て直してくれるか、生徒を引き継いでくれる方を探したいなと思っています。どなたか当てがあれば、ぜひ。

 

 

3,日本語講師事業家の育成

自分は日本語講師としては未熟にも程があるのですが、異国で事業を始めて3ヶ月ほどで事業が安定し、毎月のように新規生徒を獲得しているので、日本で格安で働いている日本語講師に向けて、ビジネス指導をしようかなと考えています。
具体的に、異国でどのようにビジネスを始めるのか、ビジネスの安定のさせ方、顧客との向き合い方など、オンラインベースで講座を行おうかなと思っています。



以上、お気持ち表明でした。

基本的に、一人で粛々と事業をやるのが好きなので、あまり外に出るのは好きじゃないのですが、逆に今まで、外交を怠ってきたことが自分の未熟さに繋がっているなと感じることが多いので、今年は横のつながりを増やして、自分の知恵や経験を共有できる時間を増やしたいなと思っています。

ご一緒できそうな方や事業·アイデア等がありましたら、お気軽に連絡いただけますと幸いです。

nihongolondon2023@gmail.com

海外で働くことのメリットとデメリット

先週はビザ調査にリスボンへ行ってきました。
日本人として事業を行うには面白そうな国なので、移住候補の一つとして考えています。

さて、今日は、海外で働くことについて書こうと思います。
(いや海外って主語大きすぎ、日本から1時間強の韓国の田舎街も物価最安国の貧しい暮らしも海外やで・・・とかいうツッコミはさておき

£1が190円、1ドルが150円を超えて、日本人が海外旅行をするのはいよいよ難しい状況になってきましたね。
円換算での価格だけではなく、ロンドンの最低時給はこの春から£11.4です。日本円だとおよそ2,100円。最低時給がこれですから、平均給与も高いです。
では、お金だけのために海外で働けますか?
そもそも物価や税金も高いので実際に手元に残るお金は実際にはわずかだったりします。
それでも海外で稼ぐメリットってなんでしょうか。
今日はお金以外に焦点を置いて、海外で働く、ということについて考えてみようと思います。

まず。
海外で働くというと、
一般的には欧米の主要都市あたりを想像し、キラキラ生活をイメージする人が多いのでしょう。
かく言う自分も幸運にもLAのど真ん中とロンドンのど真ん中に住み、
特にLA時代は実際、周りの人のおかげでとんでもなく華やかな、映画のような生活をしていたのでそう言う例外もあるでしょうけど

まあ前述した通り、海外って言っても本当にピンキリですし、実際には、ほとんどの人にとって、周りの景色と言語が少し変わるだけででしょう。
平日はひたすら働いて、仕事の後にスーパーに行って、ご飯を食べて、寝る。
休日はちょっと休んで、パートナーと家で映画を見て食事をする。
そんなものじゃないでしょうか。
せっかく海外にいるんだから何かやらなくちゃ!!と思うのも初めの1-2ヶ月だけ。
その後は、日本と変わらない日常がやってきて、いや、むしろ海外生活のストレスで病み始める。そんなもんだと思います。

そこでしかできない趣味があれば別かもしれません。
例えば、私の場合・・・
・有名なダンサーさんのダンスレッスンに行ける
・ミュージカル鑑賞とカジノが好き
・隣国への短い出張に行ける
これらの掛け合わせはロンドンしかできないと言えるでしょう。
でも、これも時間とお金があるからできる娯楽です。

となると、実際には単純に割と過酷なのが海外生活だったりします。
では、そんな中でも学べることってあるのでしょうか。

 

メリット1 常識を破壊できる

毎日、ツッコミだらけです。
日本では非常識!あり得ない!と思うようなことを
良かれと思って行っている人がいたり、何も悪いと思っていない人がいたりしますから、「いやいやいやw」みたいなことが毎日起きます。
これをイライラする人もいるんでしょうけど、イライラしていては気持ちが持ちません。
色んな常識の人と共に生活をすることで、大体のことを諦めて受け入れらる用になりますし、そもそも、この世に「正しい」なんてないですからね。
極論、法律だって、各国で変わりますから、正しさはその時々変わるってことだと思っています。
気がつけば大抵のことは笑って済ませられるようになります。
ある種の諦めですが、心は相当広くなります。
そして、逆に言えば、自分も自分の思うままに生きて大丈夫と言うことになりますから、自分が思うままに生きれます。
郷に入っては郷に従えですから、その国の文化やルールを守ることは大前提ですが、自分の中の常識を壊して生きていけるのは素晴らしい経験だと思います。

メリット2 新しい視点が身につく

メリット1に近いですが、日本は日本人が多く、日本人は日本語を話し、基本的に同じ価値観が多く、全てのものが自分にとって当たり前なので、視野が固まりがちです。
でも、自分がマイノリティとして自分が知らない世界にいると、新たなビジネスチャンスや、新たな視点からのものの考察ができるようになります。
例えば、ロンドンではシェアハウスが一般的ですから、シェアハウスを探すアプリがあります。どんな建築スタイルの家か、何人までがいいか、性別や職業はどんなものがいいか、などを選ぶことができます。日本では見かけたことのないサービスで、とても面白いなと思います。じゃあこれを日本市場に転用することはできないだろうか?と考えたりします。

また、例えば、企業文化の話で言えば、私がよく違いを感じるのは企業のお金の使い方です。西欧諸国や社会主義国では、皮算用で予算を多めに投資し、良かったものを残し、悪いものを排除するという考え方が多いように思います。一方、日本では、よく分析した上で小さなお金を小さなところに投資し、ゆっくり様子を見て、よければ予算を拡大するところが多いように思います。
どちらが正しいってことはないですが、見方を変えると結果も変わってくるので、様々な角度から物事を考える力が身につきます。
物事はビジネスに限らず、見方次第で捉え方が変わるので、さまざまな視点から物事を捉えると人生も少し違って見えると思います。

メリット3 鶏口牛後

確かに海外で働くには、現地の言葉がビジネスレベル以上にできることは前提で、それに加えて現地民以上のスキルが求められます。また、日本で通用してきたことが全く通用しない世界でお金を産むのは大変です。
ですが、優秀な人は日本でも or 日本にいながらでも、多額の利益を生み出しているので、結局、自国で稼げる人は自国で稼いでいると思います。
つまり、外に出れば、日本人×優秀な人が少ない世界になります。(シリコンバレーを除く
ビジネスの本質の一つは希少性です。
この、希少性が手に入ると言うことです。

事実、自分が日本語で事業ができているのは競合が少ないかつ、物価が高いロンドンだからであって、日本では歯が立たないと思います。
英語ができることと、ビジネス経験があることは日本でもプラスだと自負していますが、日本語指導だけで言えば、私より素晴らしい先生は日本ならいくらでも、無数にいると思います。
(もちろん、私の語学学校では、未熟なりに努力を重ねて、日本以上のレベルを提供したいと思っていますし、ロンドンで1番良い先生である自信がありますけどね
例えば美容師だとか寿司屋だとかも、こちらでは希少ですから、技術がほぼなくてもお金を稼ぐことができます。
そういう意味では、能力不足の人にもチャンスを与えてくれるのが、海外で働くということです。
話をビジネスから逸らすと、数学やダンスもそうでした。日本では数学もダンスもど底辺な私も、他国の私がいたコミュニティでは”神扱い”をされていました。
もちろんコミュニティによるのでしょうけど、場所を変えると自分のポジションが変わったりします。

環境が変わることによって見方や立ち位置が変わるのがメリットだと言えると思います。

では一方でデメリットとは。
まあ正直、デメリットをあげ始めるとキリがないと思うので。苦笑
致命傷になりそうなものだけをピックアップします。

 

デメリット1 コネクションなしでは仕事を見つけづらい

私の場合は自営業ですが、ほぼ全くコネクションがないまま渡英し、当初はIT事業で生計を立てるつもりでしたが、ITだけではなく飲食や教育分野に関わることになり、最終的に教育分野に落ち着きました。
これまでお世話になってきた職場の方には大変感謝していますし、今の仕事にもとてもやりがいを感じていますが、やはりはじめは本当に、本当に、大変でしたし、今も私のコミュニティはとても小さいので日本より仕事を受ける機会が少ないです。
生活は常にギリギリですし、いつ食べていけなくなるだろうかという恐怖と、毎日隣り合わせです。
従業員として勤務する場合でも、日系企業で働くと大概給与が悪いので、海外就職の意味がありません。そうなると、現地就職をすることになるかと思いますが、この場合、圧倒的な実力か、コネクションがないと現地の仕事を手にするのは、なかなか難しいと思います。

例えば、
あなたが日本人経営者だとして、目の前に2枚の履歴書があります。
1枚目は、日本語が上手めでそこそこ仕事ができるがいずれビザサポートが必要なAさんと、
2枚目は、日本語ネイティブで仕事はまあまあだが、ビザサポートの必要がないBさん

どちらを採用しますか?
という質問があるとします。
普通に考えても、相当な理由がなければBさんを採用しませんか?
誰かの紹介で、いい人だと聞けば、ビザサポートの手間と費用を省いても採用するかもしれませんが、わざわざ、知らない外国人にビザを出す企業はないと思いませんか?
また、ワーホリの場合は有期ですからいずれ辞める時が来る人材ですから、それよりは長期で働ける人を採用する可能性が高いと思います。
そう言うことです。
日本よりも就職が難しい環境で仕事を手にし、パフォーマンスを出し続けることは簡単なことではありません。

 

デメリット2 ビザ問題

デメリット1に付随しますが、ビザ問題は想像以上に精神を蝕みます。
私の場合はビザの期限があり、その更新が難しそうなので、信用を得るのが難しかったり、全力でアクセルを踏み続けるのが難しかったりします。

駐在ビザや技能ビザだとしても、
・転職がしたくてもビザの問題がある
・ビザを給付する代わりに給与は安い
・ビザ申請日は自腹
など、問題が出てきてしまいがちです。
仕事以外のことに心配要素があるとなかなかパフォーマンスを発揮しづらいので、ビザの問題が常にそばにある事はとても大きな問題と言えるでしょう。

デメリット3 有事に日本へ駆けつけられない

住む国やエリアによるとは思いますし、家族がいるか、家族がどこにいるかによりますが、親族に何かあったとしてもすぐに駆けつけることが難しいのは大きな問題だと思います。
ロンドンの場合、移動だけで往復2日かかってしまうと、ちょっと仕事を休んで、なんてことも難しいですし、本当に緊急時には手遅れになることがほとんどですし、直前の航空券はとても高いです。
食文化だとか医療だとかの問題は、代替案を見つけられる範囲ですが、人の問題だけは本当にどうにもなりません。大事な人の有事に駆けつけられないという時、本当に生きる意味について考えさせられます。自分にとっての人生の優先順位は何なのか、考えさせる機会になります。
ま、逆に、あまり参加したくない冠婚葬祭を断れるのはメリットでもあるんですけどね。

 

全ての物事には良い面と悪い面がありますから、一概にいい悪いということは難しいです。
それに、なんでもやってみないと分からないので、トライしてみることは悪いことではないと思います。
ぜひ、他の人や他のエリアでのメリットデメリットも聞いてみた上で、海外で働くとは・・・について考えてみていただきたいなと思います。

ちなみに、私は、色んな国で勤務した結果、
自分が本当に優秀だったら、日本で働いていると思います。笑

日本語講師として取り組んでいること

日本語講師になって約2年弱。
今日は、私が、日本語講師として日頃取り組んでいることを紹介しようと思います。

 

生徒目線のために常に新しい言語を習得する

私は、今はスペイン語のオンラインレッスンを受けています。スペイン語は大学生の頃からずっと勉強しているのですが、まだまだレベルが低いので、中級の生徒の気持ちになれます。毎日、アプリで単語の勉強をして、スペイン語の映画を見たり、歌を聴いたり、しています。
また、去年の9月頃からは超初級の学習者の気持ちを理解するために、フランス語をはじめました。30分のレッスンが気が遠くなるほど長く感じた上に、文字が読めなかったり、発音がわからないのがものすごくストレスで、生徒の気持ちを理解するのにとても役立ちました。
元々、語学が好きなのはもちろんですが、講師でありながら、生徒の立場に立つことで、顧客の気持ちを考えられるようにしています。また、いろんなレッスンを取りながら、分かりやすい授業や面白い教材について考えて、いいアイデアは自分のレッスンにも取り入れるようにしています。

 

日本語の意味を常に調べるようにする。

私は、日本で日本語講師の420時間の講座を取りましたが、授業の内容は文法の使い方が1/3ほど、そのほかは日本の文化や歴史、教育学、模擬授業などでした。
日本文化について勉強したいと思っていたのでとても満足だったのですが、日本語講師としては十分ではなく、語学についてはまだまだ未熟で手探りな状態なので、授業の前は日本語の使い方を調べて、間違った説明がないように勉強してから、授業に入るようにしています。
日本人なので、日本語文法を何気なく使っていますが、名詞の後はどう変化する、とか、動詞のグループ分けとか、知らないことがたくさんあります。
この間も、仮定の「たら」と「なら」の使い分けについて聞かれて少し悩みました。
単語の意味も、意外と分かっていなかったりします。
例えば、「承認」「承諾」「許諾」「受諾」の違いって言葉で説明しようと思うとすごく難しいですよね。でも、きちんと違いを説明できなければならないのが講師なので、疑問に思ったことは逐一調べるようにしています。
初心者からの質問は、「私は、の「は」はなんで「わ」じゃないのか」とか(答えは、平安時代に遡ります)、「私は日本人じゃありません、の”じゃ”ってなに?」とか、「そうなんですか」は「か」がつくのに、疑問じゃないのはなんで?」とか、斬新な質問が多く、これはこれで、確かに何でだろう?って思うことが多いです。
元々語学が好きなので、言葉を知るのは面白いなと思って、勉強しながら授業をしていますが、まあ毎日こんなことを色んなアクセントの英語でひたすら 大人数VS1人 で質問されるので、その辺の圧迫面接よりよっぽど怖いかもしれません。メンタルが強くてよかった。笑
なお、私の経験上ですが、斬新な視点の疑問を持ってくるのは大体UK民です。

 

生徒の好きなものに触れる

できるだけ生徒が学びたいことや、生徒が関心のあるものの話題から日本語を教えるようにしています。
昨年は8歳の在外日本人の女の子が居て、彼女はSpy Familyの話だけは日本語でしてくれる生徒だったので、私もSpy Familyを見ていました。
私は小さい頃から日本のアニメをあまり見てこなかったのですが、彼女になんとか関心を持ってもらおうと毎週必死に見て、ようやく自分もハマりだした頃に
『今週のSpy Family見た?!』
って言ったら、
『もう、アーニャ、おわり』
と言われましたね。
子供の心は変わりやすいです。

こんな感じで、生徒と共通の話題作りのために、最近はナルトと呪術廻戦を見ています。日本の音楽が好きな生徒がいるので、日本の音楽も聞くようになりました。日本の小説や映画もよくチェックして、生徒におすすめができるようにしています。日本語講師の仕事を始めてから、日本に住んでた頃よりずっと日本のことに触れるようになりました。

海外に住む日本人の方はおそらく、小さい時からグローバルな感覚で生きていた人が多いと思います。一方で、海外で生きていると、どうしても自分が日本代表のようになってしまいます。日本に合わない気がして外に出てきたのに、自分が日本人であることを強く意識されるのが海外生活です。この矛盾に苦労する人も多いのではないかと思うのですが、私もそんなギャップから、アイデンティティを見失いかけ、日本語講師の資格を取ろうと思いました。長らく海外に住む私が、こうして毎日、自国のことに触れながら働くのはとてもおもしろいなと思います。

語学は、進学や就職などの必須条件がない限り、モチベーションが落ちやすい分野です。中でも、日本語は本当に難しい言語なので、諦めたくなってしまいます。
それでも、頑張ってついてきてくれる生徒が少しでも楽しく有益な時間を過ごせるように工夫するのも、講師の仕事の一つだと思っています。
まだまだ未熟な講師ですので、生徒と共に日々勉強を重ねながら、良い学校を作っていけたらと思っています。