ロンドン ワーホリ起業家ブログ

イギリス(ロンドン)での生活に必要な情報を共有します。

限界ワーホリ近況報告

 

日本滞在中に、おそらく同じ話を何度もする必要がある気がするので、最近何してるの、という話をまとめようと思います。
あとで英語版も書く。


現在、ワーホリビザで2022年12月よりロンドン在住。
9年前にもイギリス南部に住んでいましたが、今回は今、11ヶ月目です。

2023年の8月にロンドン法人https://a-digitalworks.com/を設立し、以下の3つの事業を行っています。

1、IT企業グローバル支援

日系企業の海外展開支援。

主に、日本語英語と営業開発の通訳みたいな仕事をしています。

あとは海外事情を踏まえたコンサルみたいなこととか。

2、語学学校の運営

小さな学校ですが、日本語学校を経営、指導しています。
https://www.nihongo-london.com/

元はと言えば、語学学校の仕事を辞める時に生徒からの依頼があってはじめた学校ですが、幸いなことに新規の生徒も増えてきました。
日本で指導していた時の10倍以上の単価を貰っていますが、語学学校の収益を安定させることはかなり難しいということが分かってきたので、今後どうするか考え中。
指導自体は本当に楽しくて、セラピータイムです。
現在、ロンドンで楽しく生活ができているのは生徒等(友達)のおかげです。

 

3、レストラン事業の支援
ロンドンでの飲食店開業にはビザと各種ライセンスが必要なため、開業支援をしていましたが、現状はコンサルティング事業のみにしています。

理由は2つで、

1,日系の仕事は割に合わない。求められるものが多く、扱いが雑すぎる割に、給料が酷く安い。
2,ホスピタリティの仕事は向いていない。

あと、これは法人ではなく個人ですが、
・ロンドン発のアパレル雑貨店のスタッフ


週に数時間だけ、英系の大手アパレル企業でバイトしてます。

レジに出るか、在庫管理のシンプルタスクです。
生活のための副業&英系の現場を知りたいという目的です。

かなり大きな会社ですが、未だ社内でアジア人を見たことはない。
そして誰も私のバックグラウンドを知らないので、ただのポンコツ移民だと思っていると思う。これが心地よかったりするし、自分が何者でもないということを知らせてくれる。
鬼のように楽な仕事で、働く仲間も超絶適当ですが、みんな優しいし、待遇と給与がおそろくしいいのと、社内の仕組みがとてもよくできていて面白いです。
フルタイムになってしまったら2度と日本で働けなくなると思う。

 


ロンドンに来てからも相変わらず、いろんな仕事をし過ぎて何屋なのか良くわかっていないのと、いろんな惨事に巻き込まれて、精神的に限界なところを彷徨いながらなんとか生きています。本当に予想もしないことが毎週のように起こるのがロンドンライフ。


ロンドンはご存じの如くとにかく物価が高いです。

中心部に住んでいるのもありますが、アパートの一人暮らしは月50万円ほど、ファストフードでも2,500円くらいですね。日本の食べ物は日本の4-5倍で低クオリティです。
最低時給が2,200円くらいなので、まあ妥当なのですが、私は自営業でギリギリライフなので、とにかくできるだけお金を使わないことを目標に暮らしています。
光熱費も鬼高なので、寒さに凍えて居ます。日本に帰ったらホッカイロを買いたい。

一時期、いろんなトラブルが重なってホームレスになってしまって、公園やカジノで夜を明かしたりもしましたが、イギリスの医療費無料に甘えてカウンセラーに支えてもらいながら、そして素晴らしい生徒と経営者仲間に精神的にも経済的にも支えてもらいながら、毎日サバイブしています。
ワーホリという最強で最弱のビザのせいで、何度も死にかけていますが、とにかく諦めないことが大事なんだと思って耐え抜いています。
まあ、素晴らしき人脈のおかげで、ワーホリにしてはかなりいい生活をしているとは思う。
LAに居た時も感じていたけど、ポンコツには不思議と強い人が味方になってくれる。結果として、なんかすごい経験ができたりする。


最近は戦争の影響で、治安も以前に増して悪化傾向ですが、LAに居た身なので、そこまで気にならないですね。LAに比べればとても安全に感じます。
戦争で家族が亡くなる人が居たりする中で、窃盗や盗難は毎日のことなので、そうしないと生きていけない人が居るんだと思うくらいにはなりました。
みんな大変な状況を支えあって生きていくこの国の文化も素敵だなと思ったりしています。


孤独と様々な惨事と経済的困難のトリプルパンチでよく生きてるなと我ながら思いますが、常に忍耐力がなく、逃げてばかりの人生なので、これも人生のLessonだと思って耐えています。まあロンドンでも逃げてばっかりなのですが、せめて日本には帰るまいと。
真の孤独や逆境と向き合い、自分の弱さや、人生の目的など、深く深く考えるようになりました。

早く日本に帰ってこればとみんな口を揃えて言いますが、最終的に日本に帰れるという選択肢があるからこそ、限界まで&貯金が尽きるまで挑戦したいと思っています。
きっとこの辛い状況を耐えた先に何かあると信じているのと、日本のスタンダードに合わせなければならない文化や、激務文化、セクハラ文化も同じくらい怖いので、ビザが切れるまで帰るつもりはないです。


というわけで、11/25-12/5まで東京、12/6-12/10まで大阪にいます。
日本から住所がなくなってもう2年になるので観光客状態なのですが、優しい友人のおかげで都内は水道橋に滞在する予定です。
目的は日本法人の確定申告なのですが、それ以外は何も予定がないので、とにかく人に会って、日本の状況をキャッチアップしつつ、胃袋を満たせればと思っています。
打ち合わせ依頼、食事依頼、その他何でもご相談くださいませ。

Calendly - A-Digital Works Ltd/ Ayaka Uchida


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