私のビザはYMS(Youth Mobility Scheme)、ワーキングホリデーのため、2年間のビザです。
仕事をしても学校に行っても問題ありません。
もちろん起業も可能です。
私は日本でITコンサルとして合同会社A-Digital Works会社を経営しています。
今回、イギリス国内での売上を法人付にする目的で、英国法人、A-Digital Works Ltdを立ち上げました。
事業としては、同じく
ITコンサル、実際には日系企業のヨーロッパ展開支援、
また、イギリス国内では、いくつかの飲食店事業展開をサポートしているので、英国内飲食開業コンサル。
イギリス国内飲食店事業展開サポートについてはこちら。
また、とても小さいですが、ロンドンで、Nihon GO! Londonという日本語学校の運営をしています。
https://www.nihongo-london.com/
一旦これらを全部合わせて、コンサル事業として会社を作りました。
初めての試みであったことと、資金的な問題から、一旦一社にしましたが、思ったより簡単だったため、もう少し売り上げができてきたらもう一社会社を設立し、コンサルと語学学校で法人を分けようと思っています。
さて、法人設立ですが、今回こちらの記事を参考にさせていただきました。
https://www.121companyformation.co.uk/?src=GovCoUK
正直、何が必要かあまりよくわからなかったのですが、お金で解決できるものはできるだけお金で解決したいため、一番高いダイアモンドプランを利用。
3日後、確かに、問題なく登記され、政府から登記証明の手紙が届いていました。
https://suite.endole.co.uk/insight/company/15081203-a-digital-works-ltd
個人情報ダダ漏れですね笑
ただ、その後のキャッチアップ等がなく、不安な状態で(今も不安)、結局他の会計士さんに相談をしたため、もっと安いプランでよかったかもしれません。
登記に必要だったもの
- 住所
- 社名
- 取締役
- 資本金
必要だったものは上記4つのみだったように思います。
住所
今回、開業先は自宅を使用することができたので、オフィス料は無料。
一部は経費で決済が可能かと思いますが、今回は自分が契約者ではなかったため影響なし。
銀行口座
私は元々、個人銀行として、Monzoというオンラインバンクを使っていたので、そのままMonzo Businessで口座を開けました。
よければこちらからどうぞ。
https://join.monzo.com/c/1vjh2rl
元々、銀行口座がない人や、遠方に在住の方でも口座を開けることは可能かと思います。
私の場合、口座開設は即日、3日後くらいにクレジットカードが届きました。
登記自体は実質1分。
その後、定款のようなものがメールで送られてきます。
登録した内容は、社名と取締役と秘書、あとは株の発行量等のみ。
日本の登記よりずっと簡単で、安かったです。
※日本は法務局へ行ったり、数万円払ったりしましたから、数日かかった記憶。
英国は電子証明可なため、法人クレカさえあればレシートは自動管理。
私は確定申告時のみ、会計士さんにお願いしようと思っています。
取締役
私一人のため、私の名前。なお、秘書も兼任
資本金
£ 1から可能
メリット
法人設立が簡単な割に、経費が切れたり、有限責任であったりとメリットは色々あると思うのですが、主に以下二つが大きなメリットかなと感じています。
- 法人税が日本より安い
- ビザ取得の可能性
イギリスの法人税は安く、19%。
日本は条件付きですが、23.2%ですから、ちょっと安いですね。
イギリスは所得税がとても高く、最低20%なので、ここで役員報酬を下げる方が賢いかもしれません。
ビザ
ワーキングホリデーは2年のビザですが、
法人がある場合はビザの取得が可能になるかもしれません。
自社から自分にビザを出す際には、会社でCOS(ビザ付与のライセンス)を取得、自社をスポンサーとして自分にビザを付与する、という流れになります。(こちらはかなりの金額がかかります。)
もしくはスタートアップビザを取得や投資家ビザ等、いくつか手段があるようです。
私は、もう少し考えてイギリスに残りたいと思った暁には、自社から自分にビザを出そうと思っています。(少なくとも半年はかかりそうなので、いずれにせよそろそろ決めなければならないのですが。
まだ実際に、ビザを取得したわけではないので、詳細は不明ですが、このまま英国に滞在したい方には、ビザの取得にも役立つと思います。
というわけで、イギリスでも簡単に法人が立ち、こちらでも社長になりました。
また、今回は信用の問題等から、イギリス・ロンドンで法人を立ち上げましたが、イギリスの管轄にはタックスフリーの諸国がたくさんあるので、そちらで起業すると、法人税等も安く済むと思います。
今後は補助金等、スタートアップにとって優遇措置がないか等を調べて、なんとか事業を拡大できればと思います。
また、こちらでの事業展開や協業など、さまざまな形で幅を広げられればと思っています。
以上、簡単ですが、ワーホリで会社を設立した話でした。
会社設立になることも、社長になることも、国外問わず、簡単です。
特に、私はただの法人成りですので、従業員もおりませんし、気楽なものです。
ただ、いずれにせよ大事なのはこれからで、売上を作り続けることが大事ですね。
なんとかイギリスとイギリスの皆様に貢献できるよう、事業を頑張ります。
お問合せ、打ち合わせ依頼、協業依頼がありましたらこちらまで
Ayaka Uchida / 打田彩夏